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続:酒器シリーズ  虹色を放つ徳利とお猪口の演出

Vol.7「お猪口(おちょこ)」Vol.9「チタン製の徳利(とっくり)」と、酒器シリーズをご紹介してきましたがいかがでしたか?
今回は、チタンという素材の魅力をもっと知っていただくために、新バリエーションをご紹介します。


「着色」ではなく「発色」です。
写真では、その輝きと美しさをお伝えしきれないのが大変残念です。
見せた人には、「きれいですね。これはどうやって着色したの?」と必ず聞かれます。

もちろん着色ではありません。チタン自体は、着色できません。

専門的には、陽極酸化処理被膜が、光を反射することで色に見える虹と同じ原理で発色しています。
より自然に、より美しく加工・処理をするのが、私たちの工夫と腕の見せ所です。

素材そのものが発色する虹色
カーレースやオートレースでチタンのマフラーが焼けて青くなっている状態をご覧になったことはありませんか?

チタンを加熱していくと数十秒から数分後に微妙に茶色となり活性化状態になります。
その後加熱し続けると赤紫色になり、次に青へ。さらに加熱すると変色し虹色へ。

チタンはその表面の酸化膜の厚さにより反射光が干渉を発生し独特の色調をかもしだします。写真ではこの風合いをお伝えしきれないのが非常に残念ですが、手にとって肉眼で見ると、見る角度・反射光の角度によって発色が変わるのです。 とてもきれいな虹色を放ちます。

使い方いろいろ。華やかなお祝いのテーブルに。
シルバーに輝く素材そのままの酒器もシンプルで高級感がありますが、バリエーションとして、虹色を放つ徳利とお猪口で乾杯もいいですね。お猪口にオードブルを盛り付け小皿がわりにも使えます。

師走の声を聞くと妙に慌ただしくなりますね。
お世話になった方、親しい友人とお酒を酌み交わす機会に、演出してみようと思います。
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