ある個人邸宅のオーナー様より、「ウッドデッキが劣化しているので相談に乗ってほしい」と言われ現場を見たところ、傷みが激しく一部は朽ちて地面が見えていたり...と、危ない状態でした。
せっかくの白く美しいウッドデッキは長い年月でこのような残念な状態になっていました。

そこで、私の得意とするステンレスで手すりと床の一部をリフォームしました。
ステンレスのシャープな風合いで、手すりはスッキリとしたライン横桟形状、市場に出回っていないステンレス六角パイプ（バイブレーション仕上げ）を縦桟、床材も新しい天然木パネルに張り替え、一部アクセントでステンレスパイプを使いました。
ウッドデッキとステンレスという異素材の組み合わせがうまくコラボレーションできました。

どうしても、エクステリアは掃除も必要で傷みが早いもの。
オーナーにとっても、ベランダ手すりは、ほこり、ちりの汚れが拭き掃除もスムーズ、長い目で見れば、ステンレスの耐久性を考えればが錆びて塗装する手間から解放されることでしょう。
ウッドとステンレスのそれぞれの良さを引き出せたようです。

内装も大切ですが、外観の傷みやメンテナンスの悪さは住む人のイメージダウンにもつながりかねません。 白を基調としたエクステリアにステンレスがキラッと光り、デッキを眺めた方たちからも「素敵ですね！」となかなか評判が良いと聞いて私も嬉しくなりました。